恐怖指数とは?暴落を感じ取れ!
はくさんです。
配当金を狙う長期投資家にとって、大暴落時ほどテンションの上がることは無いかと思います。かく言う私も、暴落時保有資産の評価額が下がっても、株のバーゲンセールじゃ!と喜ぶ変態です。そう言う時に限って買付余力がないのですが……
とは言うものの、株価が安い時に買付したいのは皆同じです。そんな時に参考指標とされているものをご紹介したいと思います。
※投資は自己責任で。
恐怖指数(VIX)とは?
将来の投資家心理を示す数値として利用されています。一般的に恐怖指数が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされております。
恐怖指数が高い⇨悲観的な相場
恐怖指数が低い⇨楽観的な相場
と言えます。
なお、通常は10〜20で推移することが多いです。
恐怖指数とNYダウの相関
記憶に新しいと思いますが、2018年末頃の大暴落時には恐怖指数がなんと30を超えています。
NYダウ
逆に2018年末頃はNYダウが急激に下がっております。
恐怖指数の算出方法
確かに相関関係はありそうです。
ですが、私は思いました。
NYダウの過去の実績を基に算出している指標なら、そもそも手遅れじゃない?
ご安心下さい。
NYダウの実績の反対という訳ではありません。
恐怖指数はS&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出されております。
この表現でお分かり頂ける方は天才です。笑
オプション取引とは
あらかじめ決められた日に、日経平均株価などの指数を決められた価格で売買する取引となります。つまり、将来S&P500がどれくらいの値になるか予想して、先に売買する約束をしておくのです。
ボラティリティとは
株価の変動率です。
言葉通り株価の上下の大きさです。
この2つのデータを基に計算しているので、
NYダウの過去の実績を基に計算しているというより、オプション取引という投資家が予想する将来の株価を基に算出されているのです。
最後に
恐怖指数は暴落をいち早く察知する為に使えそうな指標であります。ですが、株式投資には絶対的な指標はありません。あくまでも参考に使ってみてください。